最も効率的なビル管理IoTソリューション ~ ModbusとLoRaWAN連携

商業施設などビル管理業界でのエネルギー管理は、持続可能性が重視される今日、非常に重要な項目となっています。 IoT無線技術の出現により、合理化され、データ駆動され、企業やスマートシティにとってエネルギーとコストの節約に充分つながります。

スマートメーターでは、Modbus RTUプロトコル(Modbus TCPプロトコルも対応可能)でデータを収集し、LoRaWAN ®を使用してゲートウェイにデータを送信します。ゲートウェイに接続された様々なLoRaWANエンドデバイスは、リアルタイムで追跡、監視、エネルギー管理にとても役立ち、運用コストの削減につながります。

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Modbusデータ通信は、ビル業界で最も一般的に使用されている通信プロトコルの一つです。Modbusは、当初はプログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)で工場の設備監視に使用するために開発されました。

Modbus RTUやASCIIのようにModbus TCPは、Modbusプロトコルの一種です。Modbus TCPは2つ以上のデバイスがIPネットワークを介して通信できる通信プロトコルです。Modbusシリアル・リンクとは異なり、Modbus TCPは階層構造ではなく、クライアント/サーバ・モデルに基づいています。

Modbus TCPは、RFCインターネット標準として指定されたオープンな産業用IPネットワークでModbus TCP/IPとしても知られています。

ようやく国内でもModbus-LoRaWANゲートウェイ MS48-LRを設置してビルや大規模商業施設など さまざまな現場で実装がはじまりました!

LoRaWAN To Modbusゲートウェイ MS48-LR カタログ.pdf from CRI Japan, Inc.

LoRaWAN To Modbus Gateway MS48-LR 日本語マニュアル from CRI Japan, Inc.

追記: 上述、Modbus TCPプトロコルは、TCPポートを指定。これに対してLoRaWANネットワークサーバーで一般的に利用されえているSemtech Packer Forwarderは、UDPプロトコルを指定します。TCPプロトコルとUDPプロトコルの違いについて説明します。IoT現場でケースバイケースでLoRaWANを使えます。

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*番外編:Modbus RTU/TCP スレーブ・センサ・デコードの設定