昨晩、2024年6月27日 (木) 23:00日本時間、The Things Industries主催のライブウェブナーが開催されました「LoRaWANによるビル管理の簡素化」について要約いたします。
モデレーターは、The Things Industries社Business Development ManagerのFelix Heins氏。
スピーカーは、ドイツのHVAC専業メーカーTermokon社のBusiness Development ManagerのMario Schroder氏
*ドイツThermokon社のサイト
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Thermokon – Home of Sensor Technology
いわゆるビル管理業界は、HVACという業界用語があります。
HVACは、暖房(Heating)、換気(Ventilation)、空調(Air Conditioning)の頭文字を取ったものです。 これらは、商業施設や住宅など、さまざまな場所で部屋を暖房したり冷却したりする能力を持つシステムです。
HVAC技術とIT技術とは、もともとは別々の発展途上をたどっている為にそれぞれの業界技術を熟知している業者は少なく、特に2015年に生まれたLoRaWAN技術もIT業界の人たちでもLPWAN=長距離省電力無線ネットワークをHVAC技術と融合・実装するのも極めて新しいことなのです。
さらにHVAC技術にとっても、新築ビルや既存ビルさらに歴史的構造のビルなどおもに3つのケースに分別されます。それぞれの現場でのHVAC技術とIT技術の融合はチャレンジなのです。
「LoRaWANはビル管理にとって良い選択ですか?」
最後の結論としてTermokon社のMario Schroder氏が列挙するLoRaWANを採用するメリットが印象的でした。
・配線不要
・インフラ整備に介入しない
・高い柔軟性とスケーラビリティ
・高い電波到達率
・セキュアな双方向暗号化
・接続料は無料
・最小限の閉館時間
・迅速な導入
上記のライブウェブナー:LoRaWANによるビル管理の簡素化 につきましては、下記 Linkedinページでご参照できます。
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Live webinar: Simplifying Building Management with LoRaWAN | LinkedIn