TTNイニシエーター会議でも昨年、一昨年と2年連続ご登壇いただいてます大正大学古田先生の「としまグリーンインフラ研究会 」のネットワークシステム構築Tips & Tricksサイトをご紹介します。都市農業を実践されている大正大学 古田尚也先生、ショッピングモール屋上でも適用できます!
このページでは、LoRa、Wifi等の通信環境に関する覚書をメモしています。
Omada, Outdoor Wifi
LoRaWAN
- LoRa IoTスターターキットをThe Things Networkで試す パート1:LoRaWANとキットの紹介
- LoRaWANネットワークの導入!どの製品を購入したらいいのかまとめた
- LoRaWAN対応 やわらか無線センサー ハッテトッテ®️で室内環境をセンシング ~ Part I
- TTN V3 からのデータをログし続けられる無償サービスLPWAN Logger
(基本用語)
アップリンクとは、無線通信で端末から基地局に向けて発射される電波や、その通信速度や周波数、それに乗せて送られる信号やデータなどのこと。
ダウンリンクとは、無線通信で基地局から端末に向けて発射される電波や、その通信速度や周波数、それに乗せて送られる信号やデータなどのこと。
ペイロードとは、送受信されるデータの伝送単位(パケットやデータグラムなど)のうち、宛先などの制御情報を除いた、相手に送り届けようとしている正味のデータ本体のこと。
TLSとは、インターネットなどのTCP/IPネットワークでデータを暗号化して送受信するプロトコル(通信手順)の一つ。データを送受信する一対の機器間で通信を暗号化し、中継装置などネットワーク上の他の機器による成りすましやデータの盗み見、改竄などを防ぐことができる。SSLの後継規格。
LSP8v2
- LPS8v2 Indoor LoRaWAN Gateway
- 新製品 LoRaWAN屋内ゲートウェイ Dragino LPS8v2-JP 事始め
- 普及版LoRaゲートウェイDRAGINO LPS8の使い方
- DraginoビルトインサーバーLoRaWANゲートウェイ LPS8 v2のフォールバックIP未接続問題を解決 - 最新ファームウェアアップグレード方法
- remote.itをDragino LoRaWANゲートウェイで利用する方法
(古いバージョン)
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Bird classification in remote areas with Lacuna Space and The Things Network
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Wio Terminal LoRaWAN Field Tester Kit: Plug and Play LongFi Network Monitor for Helium Network
-
Packet Broker Office Hours ~ Global backbone for LoRaWAN networks【日本語字幕入り】
豊島区にある大正大学西巣鴨キャンパスの中庭には、プランター(レイズドベッド)にトマトが植えてあり、各プランターにDragino土壌ECセンサー LSE01が装着(写真手前)。ビル屋上にLoRaWANゲートウェイが設置され、TTNにデータが定期的に収集されています。通信バックホールインフラは、Starllinkでネットワーク構築されています。大災害時や有事でも通信環境は万全!
※先月2/7のNHK全国放送、朝のニュースで紹介されました!「みかん栽培にICT 情報通信技術で農家を助ける」IIJ様がインテグレーションされたスマート農業システム。Dragino社土壌センサーLSE01が取り上げられました。
Dragino気象センサー(ウェザーステーション)
*熊本県の河川中流域に設置しているウェザーステーション 熊本県立大学のJST災害プロジェクトにも古田先生は参画されています。
ステップ1:ファームウエアアップデートは、以下にある情報などを参考にしてSt-Link/V2経由でWindowsマシンからアップデートする。
St-Link Utilityをインストールし、地球マークの左隣のアイコンをクリックして、表示される画面でOKかなにかクリックして、ファームが焼き込まれるようなプロセスバーがあらわれれば、問題なく焼きこめているはず。
- Draginoファームウエアアップデートの方法
- ST-Link/V2を買ったので記す
- User Manual
- ピン配置
- マイコンプログラム実装【ST-LINKを使ったプログラム転送】
- 中華ST-LINKを使う~ST-LINK utility編~
- [ST-LINK] ST-LINKでBlue Pillにプログラミング - 受信割り込みを使用してシリアル通信を行う
- STM32とPCをUSBで接続してシリアル通信する方法
- UARTとは?通信の仕組みを解説
ステップ2:TeraTermなどを使ってUSBシリアル変換アダプタなどを介してDraginoとPCをシリアル接臆する。配線は、以下の通り。通信速度は9600bps。
DX ↔ RX
RX ↔ DX
GND ↔ GND
AT+リターン でOKと出ればOK.
AT+ADR=0
AT+DR=3
で正しく届くようになるはず。
ATコマンドの例:
AT+ADR? (現時点の設定値の確認)
AT+VER?(バージョンの確認)
AT+CFG(設定の一覧を表示)
- Dragino WSC1-L(公式サイト)
TTN Mapper
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LoRaのシグナルの強さを測る指標
- RSSI (received signal strength indication) -120 dBm ~ -80 dBm (デシベルミリワット)⇒ 数値が大きいほどシグナルが強い(ゲートウェイとデバイスの距離が近い)
- SNR (Signal to Noise Ratio) -10dB~10dB (デシベル)⇒ 通常はゼロ付近。プラスは良くて、マイナスは悪い。
- シグナルの強さ =(およそ) RSSI - SNRの絶対値
- デバイスがゲートウェイに近いとき: RSSI 高 SNR 高
- デバイスがゲートウェイから遠いとき: RSSI 低 SNR 平均
- デバイスがゲートウェイからとても遠いとき: RSSI 低 SNR 低
- ゲートウェイがノイジーな場所にあるとき: RSSI 高 SNR 低
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スプレディングファクター(拡散係数)SF7~12 ⇒ 拡散係数が大きいほうが同じデータを時間をかけてゆっくり送出する(遠くまで届く)
Dragino LA66 USB
Dragino
Remote.it
- Remote.itの解説(日本語)動画
- Remote.itとLoraWan(動画)
- Remo.itのlinuxへのインストール方法
- UDP通信とは?
- DDoS攻撃に対応した LoRaWANゲートウェイの遠隔管理方法 - Remote.IT 1/2
- Dragino LG308 LoRaWAN Gateway + Remoteit remote access
*「としまグリーンインフラ研究会 」の詳細はこちらから…
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【大正大学附属図書館Global Goals Week 2021】「都市と農業」 古田 尚也(社会共生学部教授)
*大正大学社会共生学部教授 古田先生のプロファイル