2022年7月2日、KDDIの通信障害で気象庁の全国1,300カ所アメダス気象観測所の内、500カ所近くがデータを取得することができなくなったようです。
単一キャリアに依存する通信環境は、改めてリスクが多大という印象です。さらに、今後、東京直下型大地震や南海トラフ大津波など我々の住んでいる日本列島は、さまざまな通信障害に陥る災害リスクがあります。
下記、LoRaWAN (The Things Netowrk)で稼働するウェザ―ションション (実際には気象庁のアメダスと同じ機能)は、現在、全国の大学を中心に続々拡大中です!
*熊本県の河川中流域に設置しているウェザーステーション
*埼玉県のある大学のキャンパス内に設置しているウェザーステーション
*和歌山大学 秋山教授のお膝元、衛星アンテナの隣にウェザーステーションを設置
*同じく和歌山大学校内に2台目のウェザーステーションを設置
*東北大学、グリーンエネルギーとLoRaWAN (TTN)を利用したスマート養殖システム
*新潟県のTTN新潟イニシエーター田中さんに雪国向けに降雪量をはかるため超音波センサ LDDS75を追加していただいたウェザーステーションの構成
*TagoIOを利用して屋外環境センサ類のデータを見える化したダッシュボード画面
*上記ダッシュボード画面の拡大
これからは、欧州の公共TV放送局のように環境データといえども自主的にインフラを整えることが必要となる時代かもしれません?
↓
欧州公共TV放送局ユースケース: 台湾製AsusシングルボードPCを使ったLoRa環境センシング