Dragino製「普及型SX1302-8チャンネル LoRaWANゲートウェイ LPS8N-JP」を使用しています。通信距離を伸ばしたいと考えていますが、パラメータの変更で距離を伸ばすことができるか教えてください。
距離を延ばすのに手っ取りばやい方法は、ゲートウェイの設置場所をなるべく高い位置に
設置して
- 減衰、2. 反射と回折 3. フレネルゾーン
を意識して見晴らしのいい場所に設置することです。
また、屋内ゲートウェイ用のアンテナの代わりに屋外用グラスファイバーアンテナに
切り替えると距離は20-30パーセントは伸びる可能性があります。
あとはLoRa Allianceで仕様策定したLoRaWAN Relayでゲートウェイ間の電波到達
ホッピング技術によっておよそ2倍まで距離を上げることが可能になります。
リンクバジェット(ゲートウェイとエンドデバイス間の電波感度)は、LA66 USB
アダプターなどでLA66 USBアダプター+Androidスマホ+専用アプリで距離を可視化
して確認することは可能です。
LoRaWANゲートウェイの通信距離について教えていただきたいです。 からディスカッションを続行:
ご回答ありがとうございました。追加機器による、距離延長以外で教えてください。拡散率(FS),
帯域幅(BW)、CodingRate(CDR)の3つの組み合わせにより、通信距離が大きくなるとWebページにでの文献を見ました。Dragino製LPS8N-JPはこれらのパラメータの変更は可能でしょうか。可能であればどのように変更すればよいか詳しく教えていただきたいです。
LoRaWANゲートウェイLPS8Nに搭載されているチップSX1302は、エンドノード側を制御する機能はありません。ノード側の無線環境によるADR(Adaptive Data Rate)に依存します。LoRaWANでなくLoRa無線でPoint-to-Pointで制御する場合は可能だと思いますが。
LoRaWANゲートウェイの通信距離について教えていただきたいです。 からディスカッションを続行:
早速のご返信ありがとうございました。追加の質問なのですが、Dragino製LPS8N-JPは初期設定において、拡散率(FS),帯域幅(BW),CodingRate(CDR)の値はどのように設定されているのでしょうか。ご存知であれば教えていただきたいです。