DraginoビルトインサーバーLoRaWANゲートウェイ LPS8 v2のフォールバックIP未接続問題を解決 - 最新ファームウェアアップグレード方法

DraginoビルトインサーバーLoRaWANゲートウェイ LPS8 v2のフォールバックIP未接続問題を解決 - 最新ファームウェアアップグレード方法をご紹介します。

フォールバックIP未接続問題は、下記のDragino LoRaWANゲートウェイの機種で確認しております。

●LPS8 v2-JP

下記の手順に従いまして手動でファームウェアをアップデートしてください。

ファームウェアを手動でアップデートする方法

1.LPS8v2をルーターに接続し、DHCPでIPアドレスを割り当てます。

2.sshでLPS8v2にログインします。

ユーザ名 :root パスワード:dragino

3.dragino関連のソフトウェアをアップデートします。

apt update && apt install dragino*

4.再起動します。

shutdown -r now

これでファームウェアが再起動後にフォールバックIP経由での接続ができるようになります。

●変更点①

上記1.実施後、4.実施後にWebブラウザで管理画面を表示して、

System → System OverView のFWD versionを確認すると

バージョンが更新されていることが確認できます。

確認したLPS8v2-JPでは

Release:2022-07-19 03:50:00, Version:2.0.6 から

Release:2023-03-17 05:45:24, Version:2.8.4

に変更されます。

LPS8v2_02a.png

●変更点② System OverViewで表示されるメニュー項目が増えました。

※管理画面の表示時、

ユーザ名・パスワード入力が表示された場合、2.の値を入力してください。
※フォールバックIPを対応したゲートウェイの管理画面メニュー
(下段 Package Managementメニューの追加)

※フォールバックIPをサポートしていないゲートウェイの管理画面メニュー
(Package Managementメニューが含まれていません!)

● Package Managementについて

詳細はこちらから…

●LPS8 v2用LTE通信モジュール(EC25-J)を装着してフォールバックIPで設定後、Draginoゲートウェイに実装されたP2Pテクノロジー remote.ITエージェント機能を利用して、グローバルIPアドレスを一切使わずにセキュアなIoTシステムが構築できます。DDOS攻撃対策が完璧になるのです。